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2015年9月21日 (月)

奥秩父主脈縦走

埼玉に転居し奥秩父に足を運ぶように
なり、いろいろ調べると主脈縦走路の
奥多摩駅から瑞牆山荘間をワンデイで
走れるとの情報がありました。
楽しそうなので秋の連休に実行します。

ワンデイにするなら、瑞牆山荘には夜中
到着になってしまい移動の問題とか不便
なので24時間以内に目標を設定。
未見部分の奥多摩駅~七ツ石山間と
雲取山~将監峠間を明るい時間帯に
通過することにします。
そんなわけで、奥多摩駅には始発列車
で現地に向かうことに決定。
P1050288_convert_20150921031713
予定通り6時に奥多摩駅(350m)に到着。
なんだかんだ準備して6時15分に出発
しました。
いったん国道411に出て、氷川大橋を
渡ります。で、いきなり迷います。
奥秩父主脈の玄関口にしては、マイナ
ー感漂う雰囲気です。適当に登って行くと
コースの林道に出たので良かったです。
P1050290_convert_20150921112849
そのまま林道を登っていくと、トレイル
への分岐点があります。
最初の六ツ石山までは1100mくらいの
標高差ですが、尾根にあがると走りや
すいトレイルが続きます。
P1050292_convert_20150921113527
今回のコースの中でも雲取山までの
石尾根は、唯一快適に走れる区間との
ことです。たしかに走っていて気持ちの
良い場所です。
P1050297_convert_20150921113850
快適に高度を上げていけます。
P1050300_convert_20150921114055
少し主脈から外れて、六ツ石山(1478.8m)
のピークに立寄ります。6.6km地点
広々とした気持ちの良い山頂です。
スタートから1時間30分経過。
P1050301_convert_20150921114944
これから向かう石尾根方面の展望。
主脈縦走路に戻って、西へ向かいます。
P1050302_convert_20150921115137
進むほどトレイルはどんどん走りやすく
なります。
P1050305_convert_20150921115427
富士山が見えています。
城山、水根山は巻き道でピークをパス。
この道も快適すぎて極楽極楽。
鷹ノ巣山の手前で尾根道に戻りました。
P1050306_convert_20150921120054
正面に鷹ノ巣山が見えてきました。
P1050309_convert_20150921120309
鷹ノ巣山(1736.6m)に到着。11km地点
奥多摩駅から2時間20分経過。
いい感じで進んでいます。
コースレイアウト上、前半で貯金して
後半の失速をカバーする計画です。
P1050311_convert_20150921121150
少し下って、鷹ノ巣山避難小屋。
この時間は、誰もいませんでした。
しっかりした、良い小屋です。
日陰名栗山、高丸山は巻き道でパス。
P1050314_convert_20150921121450
この巻き道も、快適で気持ち良く走れます。
P1050315_convert_20150921121825
行く手に七ツ石山が見えてきました。
六ツ石山と関連があるのかわかりません。
朝は快晴でしたが、どんどん雲が増えて
きています。
左手に七ツ石小屋からの道が合流して、
ようやく見覚えのある道に入りました。
P1050316_convert_20150921122330
ひと登りで七ツ石山(1757.3m)に到着。
16.3km地点。
スタートから3時間15分経過。
行く手に雲取山が見えています。
いったん下り、左に鴨沢からの道が
合流します。
P1050319_convert_20150921122821
防火帯の快適な尾根道を進みます。
P1050321_convert_20150921123254
雲取山が近づいてきました。
早くも登りは足が疲れて走れません。
いつの間にか雲が増えて展望はいまいち。
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雲取山(2017.1m)に到着。20km地点
スタートから4時間6分経過しました。
連休なのでもっと人がいてるかと思って
いましたが、意外に少なかったです。
P1050323_convert_20150921131250
雲取山避難小屋から来た方を振り返り
ます。
序盤で計画よりもタイムが短縮できた
ので気分よく中盤へ突入です。
まずは、三条ダルミまで急降下。
この先はしばらく未見の地になります。
P1050324_convert_20150921131559
想像よりも走りやすいトレイルが続きます。
P1050325_convert_20150921131712
狼平は明るい広々とした空間です。
登り以外はまだまだ快適に走れます。
P1050327_convert_20150921131900
トレイルは尾根上は通らずに、南側の
斜面を巻いていきます。
三ツ山の巻きあたりからは切り立った
場所が多くなります。
走れますが、落ちたらやばいです。
P1050328_convert_20150921132141
危険な場所には木橋がありますが
湿ってると滑りやすいの注意です。
三条の湯からの道が合流すると
飛龍山の巻きに入ります。
P1050334_convert_20150921132905
かっこ良い名前の山ですが、今回は
ピークをパスします。
P1050335_convert_20150921133355
トレイルは引き続き、主脈尾根の左斜面
を通っていて大常木山、竜喰山を巻いて
いきます。
P1050338_convert_20150921133757
急峻なルンゼなどは、木橋や石垣で
整備されていて安心でした。
しばらく進むと、左下の草原に将監小屋が
見えてきましたが、水はまだ余裕がある
ので、そのまま縦走路を進みます。
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将監峠(1802m)に到着。31km地点
スタートから7時間経過
草原上で気持ちの良い峠です。
草の上に腰かけて、補給食を摂ります。
今回はレースでもないので、重さを無視
して、おにぎりやパンなど持ってきました。
峠からは、登りが続きます。
三ノ瀬からの道が合流すると、再び
知った道になりました。
P1050341_convert_20150921135206
すぐに山ノ土神に到着。
笠取方面は尾根道と巻き道がありますが
尾根道方面に進みます。
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苔むした雰囲気のあるトレイルです。
徐々に高度を上げていき、尾根上に
でました。
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唐松尾山(2109.2m)は樹林に囲まれた
ピークです。
このあたりは岩がごろごろして、走れる
ような場所ではありません。
P1050344_convert_20150921140109
しばらく進むと、ところどころ快適なトレイル
が出てきます。
そろそろ、水を補給しておきたいので
笠取山はパスして、水干に向かいます。
P1050345_convert_20150921140326
多摩川の源頭、水干に到着。
東京湾まで138kmらしいです。
なんか、前に来た時よりも荒れています。
P1050346_convert_20150921140611
ここから、少し下った場所に流れが
出てるので、水を500ml汲みました。
登山道まで戻り、遊歩道のような広い道を
進むと、笠取山からの道と合流。
P1050349_convert_20150921140825
少しで、3つの川の分水嶺に到着します。
36.7kmでスタートから9時間経過。
ここからはまた、知らない道に入ります。
雁峠分岐から5分も走れば雁峠に到着。
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雁峠(1780m)は広々とした場所です。
P1050353_convert_20150921141800
燕山への登りの途中からの景色。
笠取山がキレイに見えます。
古札山は巻き道でパスしました。
P1050357_convert_20150921142603
水晶山(2158m)は魅力的な名前ですが
通過点って感じのピークでした。
このあたりは、アップダウンが連続します。
下りは良いですが、登りは足がきついです。
雁坂小屋への分岐を通り過ぎて、少し
登ると雁坂峠に到着です。
峠なのに鞍部ではないのね。
P1050359_convert_20150921143518
雁坂峠(2082m)日本三大峠のひとつ
らしいです。42kmで10時間36分経過。
時刻は17時前です。だんだん日暮れが
近づいてきました。
コースの半分は過ぎていて、タイムも
順調に進めています。
しかし、エネルギーを蓄えようとパンを
無理矢理詰め込んだのが悪かったのか
この後、胃が不調になり走れなくなります。
早歩きでも気持ち悪くなる始末で
大幅にペースダウンしてしまいました。

峠を出発して登り始めると、いきなり
吐き気に襲われます。
これは想定外でした。ゆっくりなら
歩けるのが救いです。
P1050361_convert_20150921145359
雁坂嶺(2289.2m)に到着。
気温がぐっと下がってきたようです。
レインの上を着込みます。
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縞枯れの中を進んでいきます。
そろそろ足元も見えにくくなってきたので
ヘッドライトとハンドライトを取り出しました。
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東破風山(2260m)はテントが一張りあり
ましたので、睡眠の邪魔にならないように
写真だけ撮って通過します。
少し下ってから、岩のごろごろした道を
登り返していきます。
P1050364_convert_20150921150510
破風山(2317.7m)に到着する頃には
完全に闇の中。
相変わらず胃の具合は絶不調で
気持ち悪過ぎです。
下りもスピードが出せません。
ゆっくりゆっくり下っていきます。
笹平まで下り、破風山避難小屋の前で
レインの下を履きます。
小屋には、宿泊の方が数人おられました。
ここからの登り返しもきつかったです。
何度も休憩して、吐き気を抑えます。
来た方を振り返ると、遠く闇の中を
ゆらゆらとライトの明りが、三つ四つ
続いています。
そのうちに追いつかれるかな。

サイノ河原のザレ場を通り過ぎた
あたりで、今朝瑞牆山荘を出発した
ナイトハイク中の方とすれ違いました。
お互いの健闘を祈ってすれ違います。
しかしこちらは、ダメダメモードに
突入中です。
このまま、下山しようか真剣に悩みます。
木賊山の分岐になんとか到着し、
巻き道で甲武信小屋に到着しました。
ここのベンチでしばらくぐったりします。
食事はおろか水も飲めません。
休憩している間に、小屋の消灯時間が
来たようで、小屋の灯りが消えました。
長い間休憩していたのですが、先ほど見た
ライトの灯りの人達は追いついてきません。
避難小屋に泊まったのか、西沢渓谷入口に
下ったのでしょう。
せめて甲武信ヶ岳までは登ろうとよろよろ
歩き出します。
P1050366_convert_20150921152549
甲武信ヶ岳(2475m)に到着。48km地点
スタートから14時間20分経過。
山頂のベンチに倒れこんで30分ほど横に
なりました。
食料も水も喉を通りませんが、歩くことは
出来そうです。
この先、不明瞭な場所があり、暗闇では
難度が上がるでしょうが進むことにします。
なるべく、エネルギーを使わないように
喉が乾かないように慎重に進みます。
前回の補給した時間から考えて
ハンガーノック状態になっているはず
ですが、妙に自信だけはあります。
これも、思考能力の低下が原因かも
わかりませんが。

山頂からは、どんどん下ります。
ガスが出てるので、ヘッドライトの光が
反射して道が見えづらいです。
不明瞭な場所は、ハンドライトで
フォローしていきます。
富士見や両門の頭はいつの間にか
通過していました。
少しの登りでも息があがって座りこんで
しまいます。
P1050367_convert_20150921154310
東梓(2271.8m)でもへたりこみます。
ライトを消すと、正真正銘の闇の世界です。
普段感じない不思議な感覚に陥ります。
断続的に休憩を入れながら、前進します。
こまかいアップダウンを繰り返しながら
同じような景色を進みます。
小ピークに登りきると標識があるので
見てみると、東梓と書いてあります。
糖分の欠乏した頭で考えてみましたが
混乱してよく理解できません。

ふと我に返って考えるとどうやら途中で
同じ道を引き返していたようです。
ライトの光に映し出されるのは同じような
景色なのでまったく気づきませんでした。
この時の心のダメージたるや相当なものです。
しかし、前進しかないので再び歩きだします。
先ほど間違えたであろう場所は慎重に
通過します。
倒木が多くて、方角を見失いがちになります。
国師のタルを通り過ぎると、登り基調に
なりました。
ひたすら、足を前にだすことだけを考えます。
P1050368_convert_20150921160043
国師ヶ岳(2591.9m)に到着した時は
本当にうれしかったです。
55.8km地点で19時間43分経過

遠く甲斐盆地の街の灯りが見えています。
寒いので休憩せずに通過します。
大弛峠までは、整備された階段や
木道を下ります。
どんどん下ると、クルマのエンジン音が
してきました。
大弛小屋の前を通り過ぎて峠にでます。
P1050370_convert_20150921160753
大弛峠(2365m)に到着。56.9km
スタートから20時間14分経過
完全にタイムオーバーしてますが、もう
24時間切りなんて頭にありません。

さすがに連休だけあって、大弛峠の
駐車場にはたくさんのクルマが止まって
いました。
再び山の中に入っていきます。
相変わらず、胃の具合が悪いので
何も口にできません。
いよいよ最終行程です。
さあ、頑張りましょう。
先ほどまでに比べると、道は明瞭です。
明け方になると、気温がどんどん下がって
身体を動かしていても寒いです。
朝日峠を通過し、登り基調になります。
石がごろごろしたガレ場を通りすぎます。
P1050371_convert_20150921162020
登りきると朝日岳(2579m)に到着。
ベンチなどがあり、休憩するには良さそう
ですが、寒くてすぐに通過します。
いったん下って、鉄山の北側を巻いて
いきます。
空が明るくなってきてライトは必要なく
なりました。
どんどん登ると、樹林が途絶えて広々と
した雰囲気になってきました。
P1050372_convert_20150921162449
金峰山はもうすぐです。
P1050373_convert_20150921162616
眼下には瑞牆山も見えています。
P1050374_convert_20150921162712
南東の方角には富士山のシルエット。
P1050375_convert_20150921162821
金峰山(2595.2m)に到着です。61km地点
スタートから23時間30分経過
岩がごろごろ積み重なった山頂は歩きにくい
ですが、広々としていて展望も良いです。
明るくなってくると同時に何故か胃の
気持ち悪さもマシになってきました。
まだ何も口にする気にならないですが
少しはペースを上げれそうです。
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これから向かう尾根です。
山頂付近は紅葉が始まっていました。
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少し下り、金峰山の山頂を振り返ります。
岩がごろごろして歩きにくい道です。
どんどん下ると尾根上を外れて、少し
歩きやすくなります。
途中で、暑くなったのでレインの上下を
脱ぎます。
P1050380_convert_20150921163714
大日岩の分岐で大日小屋方面に
下ります。
この頃から、金峰山を目指す人達と
すれ違うようになります。
大日小屋を通り過ぎて富士見平小屋へ
向かいます。
下るほどに、たくさんの人とすれ違い
金峰山人気を思い知ります。
P1050382_convert_20150921164056
富士見平小屋では、たくさんの人が
出発準備をしていました。
あともう少しでゴールです。
整備された道を下って行くと、たくさんの
駐車されたクルマが見えてきました。
P1050383_convert_20150921164333
瑞牆山荘(1510m)に到着です。66km
スタートから26時間経過していました。
時刻は8時15分。バスの出発までのんびり
過ごします。
胃の具合はだいぶマシになっていますが
まだ怖いので、飲まず食わずで過ごします。
今回は後半、体調不良に苦しみました。
走れる場所も走れずに、普通に山登り
をしていました。
しかし、あらためて奥秩父の良さを
知りました。森が深く、苔むした感じなどは、
紀伊半島の山に雰囲気が似ていますが
あちらには2000mを超える山がないので
また少し違うかなあ。本当にその場その
場でいろいろな表情を見せてくれます。
次回は急がない山旅もいいかも。
2015okutitibu_convert_2015092117035
2015.09.19~20 66km 累積標高6476m

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コメント

御苦労さまでした
齢50前を感じさせない鉄人ぶりに
感嘆せずにはいられません
是非次は東海道完全ランイング制覇を
期待いたします

雲取は何度も行きましたが、普通に日帰りしかしたことがありません。
生まれて初めて12本歯をはき、一人で行った冬山が金峰山でした。
全くの初心者でこの時は無人小屋に泊まり、ポリタンをシュラフに入れて寝ることを知らず、
朝方ガチガチに水が凍りついて食事ができず、ベソかいたことを懐かしく思い出しました。
それにしてもこれを全部つないでミズガキまで26時間??
川向さんが、そんなとんでもない人とは・・・

また刺激的なお話楽しみにしています。
しかしあんまムチャしてると活性酸素たまりまくりで早死しまっせ・・・。

カンパチさん>年をとると、どうしても夜間に弱くなってしまってダメですねえ。
東海道も魅力的ですね! でも、自転車でもボロボロになってしまう距離なのでランは厳しそうです~
半月くらいかけて、のんびり走れたらいいかも。

くらさわさん>奥秩父は、小屋も多くて泊りでのんびり歩くのも楽しそうですね!
ポリタンの水を凍らせてしまうのも、ありがちな失敗談ですよね~(^◇^)
僕もむかし、テントの中でホエーブスを火だるまにして死ぬかと思いました。
失敗談も今では良い思い出ですね!

今回もだいぶ身体に悪いもんが溜まってしまいました。 リフレッシュしないと!

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