名栗周回
前回、前々回と奥武蔵の浅いとこらへんを
まわってみましたが、今年は雪が少なそう
なので、もう少し深いところへ行ってみます。
今回は名栗の「さわらびの湯」を起点にして
旧名栗村をくるっと周回してみましょう。
当日はクルマを「さわらびの湯」第3駐車場
にとめました。
この駐車場は下山後に入浴することを
前提で早朝登山者に開放されています。
まずは竹寺を目指すので車道を河又方面
に下っていきます。
河又名栗湖入口の交差点(標高240m)
を左折し、入間川沿いを走ります。
お天気はくもりで、景色はいまいちです。
入間川沿いを500mほど走ったあと、
仁田山峠に登る林道に入ります。
林道に入るとぐいぐい登らされます。
朝一の登りは調子が出ません。
歩きと変わらないペースでよれよれ
走っていきます。
仁田山峠(399m)に到着しました。
ここからトレイルに入ります。
トレイルに入ってからもぐいぐい登ります。
さっそく歩きが入ってしまいました。
っていうか走れません。
傾斜が落ち着いた頃、送電線の下を進む
ようになります。
引き続きアップダウンはあります。
ここで送電線とお別れ。
この先で小殿バス停からの道と合流します。
小殿バス停からがメインの道なのか、
ずいぶんと走りやすいトレイルになりました。
すぐに竹寺(490m)に到着。
茅の輪と鳥居があります。
お寺なのか神社なのか謎です。
本殿の牛頭天王宮です。
さてお次は、子の権現を目指します。
このあたりは走りやすい道が多いです。
豆口峠 小屋は「神送り場」とのことです。
神送り場の案内板がありました。
どんどん進みましょう。
走りやすい道もあれば、こんな登りも
あります。
子の権現(640m)に到着しました。
境内右手の大わらじが目立っています。
足腰の神様ってことで、しっかりお参り
しときます。
さて、ここからは伊豆ヶ岳までお馴染みの
縦走コースです。
まずはアップダウンをこなして天目指峠へ。
天目指峠【あまめざすとうげ】(490m)です。
ここで林道を横断します。
さて、ここからはアップダウンはあるものの
ぐんぐん高度を上げていきます。
走りやすい区間もあります。
しかし、基本ぐいぐい登ります。
途中、なんの塔かわからんものもあります。
高畑山(695m)を通過すると、古御岳
(830m)が見えてきました。
古御岳の急斜面を登りきると、伊豆ヶ岳
はすぐ近くです。
いったん下り、急坂を登り返すと頂上です。
伊豆ヶ岳(850.9m)に到着しました。
ハイカーの方が何組かおられました。
頂上は細長い感じです。
少し休憩して、補給食を摂ります。
お次は頂上から少し戻り、山伏峠方面に
下ります。
10分も下ると車道が見えてきました。
山伏峠(609m)に降り立ちました。
出発してから13.1km
ようやく前半戦が終了です。
道路を渡り、登り返していきます。
植林帯をひたすら登ります。
まだ気温が低く、花粉の影響がないので
たすかります。
途中、立派な林道を横断します。
前武川岳(1003m)で名郷からの道と合流。
少し下り、登り返すと武川岳に到着です。
武川岳(1051.7m)の頂上にはベンチも
ありました。
展望はガスが出ていて見れませんでした。
頂上から妻坂峠までいったん急下降します。
急坂を下りきり、来た方を振り返ります。
妻坂峠(833m)に到着しました。
峠にはお地蔵さまが鎮座されていました。
ここから、大持山方面へ登り返します。
ここもなかなか登り応えのある道でした。
ひーひー言いながら登ります。
ひっそりとした山域かなと思っていましたが
ハイカーの方もけっこう見かけました。
稜線まで登りきると青空が見えてきました。
少し北側に登ると大持山の頂上に到着です。
大持山(1294.1m)から奥秩父方面の山々
が見渡せます。
ここから来た道を戻り南へ縦走していきます。
自然林の気持ちの良い尾根ですが
アップダウンが多くて疲れます。
走れるところもありますが、朝からアップ
ダウンばかりなのでさすがに疲れてきました。
名郷方面への分岐があるウノタワを
通過します。残雪もあります。
鳥首峠(930m)を通過します。
峠の少し先から来た方を振り返った景色です。
この辺りから、やせ尾根や急坂が続きます。
すると突然右側が伐採され、開けた場所
に出ました。
右手にはずっと柵が設けられています。
こんな感じで、開けた地形になっていて
奥秩父の展望が楽しめます。
しかしアップダウンは多いです。
有間山の橋小屋ノ頭(1163m)まで登ると
あとは下り基調になります。
まずは逆川乗越まで急下降。
乗越から登り返して蕨山を目指します。
このあたりも、まだ少し雪が残っていました。
蕨山の展望台(1033m)に到着です。
蕨山最高点はこの少し手前にありました。
ここから金比羅尾根の快適な下りが
続きます。
しかし、気温が上がって花粉の影響が
出始めました。
足が疲れていて、ペースは上がりませんが
気持ち良く走れる区間です。
金比羅神社奥ノ院の分岐は河又方面に
下ります。
車道が近づいてきて、クルマのエンジン音が
聞こえてきました。
どんどん下って行くと名栗湖への車道に
出ます。「さわらびの湯」の駐車場までは
ここからすぐです。
駐車場に戻って周回完了です。
アップダウンが多くて距離以上に疲れま
したが、楽しく一周できました。
2016.03.05 30.48km
累積上昇高度2664m
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